ミノッティクチーネ バイアッソグループのキッチンで使用する天然石材

about minotticucine by asso group

our philosophy- visual silence

ミノッティクチーネ バイアッソグループの哲学「視覚の静けさ」

minotticucine by asso group(ミノッティクチーネ バイアッソグループ)は、「キッチンは建築の一部であり、空間の主役は人である」というフィロソフィのもと、無駄を極限まで削ぎ落としたシンプルさと、自然素材を生かしたダイナミックなデザインが特徴のキッチンです。この引き算の美学に基づく、物質主義を超えた視覚の静けさが、心の安らぐ空間を創りだします。機能性を備えつつも究極のミニマルなデザインは、飽きのこない、時代を超えて愛されるキッチンです。単なるモノではなく、本質的な豊かさを育むライフスタイルをご提案いたします。

ミノッティクチーネ バイアッソグループ本社のあるイタリア・ヴェローナ地区の街並み

石の街から生まれたキッチンメーカー

ミノッティクチーネ バイアッソグループ は、1949 年にイタリア・べローナ地区で創設されたシステムキッチンメーカーです。家具メーカーとしてスタートし、創業当時のキッチンは石を使用したクラッシックなデザインでした。当初から天然石が使われていたのは、採石場に囲まれた環境で生まれ育った創業者Adriano Minotti(アドリアーノ・ミノッティ)にとって、石はもっとも身近な素材であり、石の魅力を誰よりも知り尽くしていたからです。

ミノッティクチーネ バイアッソグループのキッチンmaya(マヤ)

究極のミニマルキッチンの誕生

1985年、2代目CEOにAlbert Minotti(アルベルト・ミノッティ)が就任すると、革新的なスタイル、究極のミニマリズムの追求へとシフトしていきます。そのきっかけとなったのが、デザインの勉強のために世界中を旅したアルベルトの経験から生まれた発想でした。キッチンのデザインをはじめ、世界中のメーカーから毎年ありとあらゆる製品が次々と新しく発表されては消えていく。けれど、いつどこにいようとも決して変わらないのが、大地、風、光…。自然だけは不変でした。そして、その不変である自然を感じているときはいつも心地よかったと彼は振り返ります。自身が感じた心地よさを「キッチンに取り入れたらどうだろうか」という発想へとつながりました。現在の究極のミニマルなデザインと自然を感じる素材の使い方はこのような彼の考えから生まれました。

天然石を削り出す職人

自然を感じられる素材を生かしたキッチン

2000 年にはいち早く天然石を使用したキッチンを発表。天然石のキッチンのパイオニアとして、イタリアンキッチンのトップブランドとしての地位を確立しています。「キッチンは建築の一部であり、空間の主役は人である」というフィロソフィのもと、無駄を極限まで削ぎ落としたシンプルさと、自然素材そのものの魅力を生かしたダイナミックなデザインが特徴です。
また、天然素材へのこだわりは、「家の中でも自然を感じて心地よく暮らしてほしい」という2代目CEOの強い思いの表れです。そのために、自然の素材はできるだけ加工せずそのまま使い、素材を肌で感じるために無垢にこだわり、最大のサイズで輸送し各国で創り上げています。天然石、天然木は、イタリア、アフリカ、マダガスカルなど、世界中から最高級の素材を厳選し使用しています。

ミノッティクチーネ バイアッソグループの天然石のキッチンカウンタートップとレモン

芸術的なミニマルデザインを実現する職人技

カウンターの天板と扉の接点や継ぎ目を見せないカットやシームレスな加工と美しい水平、垂直のライン、さらにハンドル、巾木、蛇口など従来のデザインに見られる余計な装飾を排除し、あらゆる機能的な要素を視界から隠しました。色や素材の使い方にも妥協はありません。こうした自然素材を生かした、徹底したミニマルなデザインを可能にするには、優れた技術と熟練した職人の腕が不可欠です。職人たちは、それぞれの素材の特性を理解し、最高の状態で仕上げるために、石、木、金属などの素材に対する知識と技術を磨き上げています。

ミノッティクチーネ バイアッソグループのキッチンの人気モデル atelierアテリエ

時代に左右されない飽きのこないキッチン

極限まで無駄を削ぎ落とし、装飾は一切ないミノッティクチーネ バイアッソグループのキッチンデザインは、決して古くなることのない、不変の美しさへの探求とこだわりによるものです。
現在も最も人気のあるモデル「atelierアテリエ(写真)」は、1998年に発表されたデザインです。発表から30年近く経っていてもなお人気を集めています。ミノッティクチーネ バイアッソグループのキッチンは、時代とともにライフスタイルが変わろうとも、何世代にもわたって受け継がれる「いつの時代も愛されるキッチン」の代名詞となりました。

designer

イタリア人建築家、ミノッティクチーネ バイアッソグループのキッチンデザイナー、Claudio Silvestrin(クラウディオ・シルヴェストリン)

Claudio Silvestrin
クラウディオ・シルヴェストリン

1954年イタリア出身のClaudio Silvestrin(クラウディオ・シルヴェストリン)は、静けさと調和を重視した独自のスタイルで有名な建築家です。ミラノでイタリアを代表する建築家・デザイナーのA.G.フロンツォーニに師事した後、ロンドンのアーキテクチュラル・アソシエーションで学びました。彼の目指す「内面の豊かさを引き出す建築」とは、派手さや過剰な装飾を排除したシンプルで力強いデザイン、素材の自然な魅力が際立つ空間です。そうして人々が自分自身に向き合えるように計算された空間は、時代に左右されない普遍的な美しさと静けさを併せ持ち、見る者に感動と安らぎをもたらします。「例外的に美しいものを創るためでなければ、ベッドから起きない」という彼の言葉の通り、量より質を重視し、すべてのプロジェクトにおいて監修を行い、徹底したこだわりを持って本質的な美を追求しています。

ミノッティクチーネ バイアッソグループ代表、デザイナーAlberto Minotti(アルベルト・ミノッティ)

Alberto Minotti
アルベルト・ミノッティ

1965年、イタリア・べローナに生まれたAlberto Minotti(アルベルト・ミノッティ)は、幼少期から家族が営むキッチン製造業に触れて育ちました。若くして両親と共にモダンキッチンの製造に関わるなかで、1994年からは自らデザインし始めます。「視覚の静けさ」という独自のコンセプトを製品に反映したことで、ミノッティクチーネ バイアッソグループを唯一無二のブランドへと進化させました。90年代後半には、Palmalisa Zantedeschi(パルマリサ・ザンテデスキ)との出会いを通じてミニマリズムへと視野を広げ、石材の魅力に目覚めます。2003年、建築家Claudio Silvestrin(クラウディオ・シルヴェストリン)とのコラボレーションにより「テラ」シリーズが誕生。アルベルトが目指したのは、過剰や無駄を排し、真に自由なライフスタイルを提案することです。こうしてキッチンのフォルムはさらにシンプルを極め、彫刻のような佇まいながら、機能も兼ね備え、自然素材を使用することで永遠の価値を受け継いでいきます。

ミノッティクチーネ バイアッソグループ イタリア本社のファサード

company

ミノッティクチーネ バイアッソグループ イタリア本社の屋外キッチン

minotticuccine by asso group japan

会社名
ミノッティクチーネ バイアッソグループ ジャパン
所在地
東京都港区南青山6-13-1 IDÉALビルB1F
電話
03-6434-1124
イタリア駐在所
Via W.Muttini 20 54036 Marina di Carrara Italy
イタリア本社
minotticuccine by asso group
Via Brennero 41/43 37015 San pietro in Cariano
Verona Italy
イタリア本社サイト
www.minotticucinebyassogroup.it
上空から見たイタリア・ヴェローナのアッソグループ社屋

asso group(アッソグループ)

asso group(アッソグループ)は、べローナを拠点に事業を展開している企業です。1988年、asso s.p.a.として設立し、小売部門における高級家具の製造と契約ソリューションを手がけてきました。べローナ近郊のヴァルポリチェッラ地区に構える本社には、管理部門、生産部門、倉庫、ショールームが併設されています。創業以来、asso s.p.a.はイノベーションを追求し、単一ブランドの店舗から百貨店、大規模な店舗まで、さまざまな商建築のインテリアを手掛けてきました。世界中で事業を展開し、ゼネラルコントラクターとして店舗作り全体をサポートしています。最近では、特に高い衛生基準を求められるオフィス、病院、フィットネス施設向けに、HPLラミネートを使用したオーダーメイド家具の新製品開発にも取り組んでいます。